米大統領選、バイデン氏が過半数獲得目前で国民向け演説 勝利宣言はせず トランプ氏「あきらめない。あらゆる法的観点から追及する」(夕刊フジ)

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 米大統領選は6日、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が、最重要州の東部ペンシルベニア州と共和党地盤の南部ジョージア州で、ドナルド・トランプ大統領(74)を逆転し、当選に必要な選挙人(270人)の獲得が目前となった。ただ、トランプ氏は、郵便投票などに不正があったと訴え、「戦いを絶対にあきらめない」との声明を出すなど、法廷闘争を拡大する意向だ。  当選には、全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人の獲得が必要。これまでバイデン氏は253人、トランプ氏は214人を確保している。バイデン氏が、ペンシルベニア州(選挙人20人)を取れば273人となり勝利のラインを超える。  バイデン氏は6日夜、国民向けに演説した。「勝利宣言」は先送り。  バイデン氏が大統領に就任すれば、4年ぶりの民主党の政権奪還となる。4年間の「トランプ政治」と決別し、国民の結束や国際協調への回帰を目指す。  ただ、バイデン氏と次男のハンター氏には、中国やウクライナとの疑惑が指摘されている。米連邦捜査局(FBI)の動向次第では、米国政治が再び混乱する可能性もある。  これに対し、トランプ氏は6日、「(米国のための)戦いを絶対にあきらめない」「あらゆる法的観点(から追及する)」と声明で強調し、郵便投票の有効性などをめぐり、裁判で徹底的に争う考えを示した。  ロイター通信によると、トランプ陣営は法廷闘争のため6000万ドル(約62億円)の資金を集めようとしているという。  自由主義陣営の雄、米国の混乱・混迷は、敵対勢力の挑戦を誘発しかねない。

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(2020/11/07)