巨人・岡本〝確信歩き〟3ランで3年連続の30号!! 生え抜きでは王、原、松井以来の快挙(東スポWeb)

【リンク先抜粋】
 ついに真の4番に――。巨人・岡本和真内野手(24)が、7日のヤクルト戦(東京ドーム)で30号3ランを放ち、これで3年連続の30本塁打となった。  新型コロナ禍の影響で公式戦が120試合に短縮されても、どこ吹く風だった。節目の一発が飛び出したのは3回の2打席目だった。一死一塁から坂本が通算1999本目のヒットを放ち、一死一、二塁。絶好のチャンスで回ってくると、ヤクルト先発・小川の投じた3球目、内角低めの直球系を豪快にすくい上げた。高々と舞い上がった打球は、大歓声が待つ左中間スタンドへ吸い込まれた。  まさに「打った瞬間」の当たりだけに、岡本もバット片手に悠然と〝確信歩き〟。威風堂々とダイヤモンドを一周した和製大砲はベンチに戻り、ナインから祝福されると、何かから解き放たれたようなはじける笑顔を見せた。  岡本は30本塁打について「そこは特に意識していませんでした。ランナーをかえすことができて良かったです」とコメントしたが、一方で「目の前で勇人さんが1本打ったので、無駄にしたくなという気持ちはありました」と偉業目前の主将を慮った。  高卒6年目でレジェンドたちに肩を並べた。3年続けて30発超えを果たしたのは、巨人の生え抜きでは4人目。歴史をひも解くと王貞治、原辰徳、松井秀喜と往年の大打者の名前がズラリだ。高卒に限れば、1996年から2002年まで7年連続で記録した松井以来の快挙となった。  ただ、かつての名だたる大砲たちとひと味違うのは、ひょうきんな性格でナインのイジられキャラであるという点だ。2015年9月に初めて東京ドームのお立ち台に上がると「奈良から来たジョニー・デップです」と〝ズッコケ自己紹介〟。真顔で先輩にツッコミを入れても、何となく許されてしまう独特なキャラクターは今でも健在だ。  一方で、4番としての責任感は年々増し、今季は「4番・三塁」として115試合で先発出場。気力も体力も摩耗する過密日程の中でも心掛けてきたのは、岡本いわく「よく食べて、よく寝て、次の日を迎えること」だったそうだ。  昨季の愛称だった「ビッグベイビー」を卒業し、今季から原辰徳監督(62)から「若大将」と命名されていた岡本。本塁打は2位の大山(阪神)に2本差、打点も94で大山、ヤクルト・村上をさらに突き放した。これで打撃2冠もいよいよ現実味を帯びてきた。

続きはこちら

(2020/11/07)