仕事を取るか、結婚を選ぶか……酒蔵御曹司と恋をしたキャリア女子が最後に出した決断(Suits-woman.jp)

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大学卒業後、「世の中を変えたい」という高い志を持つ優子さんは、国家公務員試験に合格して官僚になりました。 そして、実家が造り酒屋で、その跡取り長男の洋司さんは、親が指示する通り、大手酒造メーカーへと就職して、経営者として修業の道を歩みます。 社会人としては、それぞれ別の道を歩みましたが、二人の関係が切れることはありません。卒業後も週に1回は会い、お互いの気持ちを確かめるという、穏やかで良好な関係が続いていたのです。 「自分の心の中まで理解しているのは、彼しかいません。彼も私に対して、そう言っていました」 社会人になってから、6年くらいまでは、多忙ながらも穏やかな関係が続いていました。 「でも、今考えてみれば、社会全体の幸福を考える私と、実家の造り酒屋の継続と繁栄を第一に考える彼とでは、心の距離が6年間かけて離れていたのかもしれません」 大きな変化があったのは、お互いが28歳の頃。 洋司さんから、「まだ、はっきりしないけれど、僕が実家に戻るときは、夕子ちゃんも一緒がいい」と言われたそうです。 「一緒に洋司さんの地元に帰るということは、仕事を辞め、結婚をして、洋司さんの家に嫁にいくということですよね。彼のことは大好きですが、そのプレッシャーが重苦しくて、次第に距離を置くようになってしまったんです」 それから2年間、洋司さんは東京で仕事を続けていましたが、夕子さんは、洋司さんと距離を置くようになったそうです。 その時、夕子さんは仕事で順調にキャリアを積み重ね、責任ある仕事を担当するようになったことも重なっています。 「官庁の仕事は、根深い男尊女卑の雰囲気があります。女性に対して“ガラスの天井”があるので、高官になるのは難しい。それなら、40歳くらいで仕事を辞めて、造り酒屋の妻になろうと思っていました」 30歳の誕生日に、夕子さんは洋司さんから正式なプロポーズをされました。 「彼らしく、言葉だけでなく、書面でも、私と結婚したいという気持ちをストレートに伝えてくれたのです。“私・洋司が心から安心でき、信頼しているのは、夕子さん、あなたしかいません。結婚してください”と書いてあり、涙が出ました」 即答はしなかった夕子さんですが、前向きに考えることを伝えて、翌日出勤します。 すると、上司に呼び出されたのです。それは、海外赴任の内示でした。これは夕子さ

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(2020/11/07)