「騒動にはしたくない」PK以外のゴールがないメッシにクーマン監督が言及!“守備をしない疑惑”については…(SOCCER DIGEST Web)

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 今シーズンのリオネル・メッシは、バルセロナの公式戦9試合すべてにフル出場して4得点を記録している。いずれもPKで、流れの中からネットを揺らせていない。 【動画】メッシが守備にまったく関与せず? 物議を醸したシーンはこちら  33歳という年齢になったこともあり、パフォーマンスを疑問視する声も一部では聞かれる。  だが、米スポーツチャンネル『ESPN』によると、今シーズンから指導するロナルド・クーマン監督は11月6日の会見で「何度も言ってきたが、メッシは今でもすごいクオリティーを持ち、われわれの攻撃にとって重要だ」と強調した。 「PKでの得点ばかりなのは分かっているが、まだ決定的な選手だ。彼には相手にダメージを与えられるピッチ上の場所にいてほしい。彼はいつも違いをつくる。われわれの考え方、とりわけ攻撃にとって非常に重要なんだよ」  開幕前に移籍を志願しただけに、今シーズンのメッシにはより一層の注目が集まっている。その10番の雰囲気を問われると、クーマンは「彼は強くて良い気持ちでいるよ。いつもこのスポーツを楽しむんだ。彼は勝者であり、毎日示している」と述べた。 「ほかのすべての選手のように、彼にも何らかの理由でボールがゴールに入らないときや困難な時期がある。だが、わたしが見ている限り、彼はとても打ち込んでいるよ」    4日のチャンピオンズ・リーグのディナモ・キエフ戦では、終盤に歩いているときの写真が批判された。だが、クーマンは「君らが問題にしたいのなら、それは君ら(メディア)次第だ。わたしは騒動にすることに賛同しない」と一蹴している。 「どの選手も歩いている写真を使える。わたしはそれを見ていないし、興味もない。わたしが気にするのは彼の姿勢であり、それはとても良かった」  ラ・リーガで4試合白星がないバルセロナは、12位と不本意な順位にいる。クーマンは「バルサのようなチームは上位にいなければいけない。そうじゃないのは、われわれが勝点や試合を落としてしまったからだ」と続けた。 「そこからくる批判はわたしが受ける。ただ、(順位表に)とらわれてはいない。シーズンは長い」  バルセロナは7日のラ・リーガ第9節でベティスをホームに迎える。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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(2020/11/07)