東海大静岡翔洋28年ぶり決勝 先制許すも勢い本物(日刊スポーツ)

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<全国高校サッカー静岡大会:東海大静岡翔洋3-1浜松開誠館>◇準決勝◇7日◇エコパスタジアム 藤枝明誠が3-0で前年度全国覇者の静岡学園を破り、4年ぶりの決勝進出を決めた。東海大静岡翔洋はFW中沢勘太(3年)が全3得点に絡み、3-1で浜松開誠館に逆転勝ち。決勝トーナメント初戦からU-18プリンスリーグ東海所属の3校を破る快進撃を見せ、前身の東海大一以来28年ぶりに決勝に駒を進めた。    ◇   ◇   ◇ 伝統のタイガー軍団が鮮やかに逆転した。翔洋は前半終了間際に失点。悪い流れのまま後半を迎えたが、見違える強さだった。FW中沢は「1失点は想定内でした」。取られても取り返す攻撃力が武器。堅守の相手にも牙をむいた。 1点を追う同25分にFW中沢がPKで同点弾。4分後の29分には中沢が蹴った左CKからMF山田賢義(たかより、3年)が頭で合わせた。セットプレーに強い相手のお株を奪う1発でひっくり返すと、同36分には中沢が右サイドを突破し、ダメ押しの3点目。全得点に絡んだヒーローは「自分たちのサッカーができました」と胸を張った。 この日は先発11人中7人が東海大静岡翔洋中出身。中沢は「コミュニケーションはばっちりです」と強調する。今大会は1次トーナメントからの全5試合で21得点。中高一貫で築いてきた連係を前面に出し、快進撃を続けてきた。 前身の東海大一時代には全国制覇を成し遂げたが、東海大工との統合で翔洋となった99年以降の全国選手権出場はない。藤枝明誠との決勝は名門復活も懸けた一戦。東海大一OBの太田恒治監督(47)は「勢いではうち。ガンガンいかせたい」と言った。あと1つ。最後も攻め倒す。【神谷亮磨】

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(2020/11/07)