【MotoGP】リンス、6基目のエンジン投入したビニャーレスに「今季残りの全レースでピットからスタートすべき」と不満ぶつける(motorsport.com 日本版)

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 スズキのアレックス・リンスは、MotoGP第13戦ヨーロッパGPをピットレーンからスタートするマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)について、今季残りの全レースでピットレーンからスタートするべきだと不満を口にした。  エンジンの消耗を懸念して、ヤマハはビニャーレスに割り当てられた5基を超える、6基目のエンジン使用を決断。これによりペナルティを受けたビニャーレスは、ヨーロッパGPの決勝レースをピットレーンからスタートする。だが、残るバレンシアGPとポルトガルGPでは、さらに新たなエンジンを使用しない限り、そうする必要はない。  一方、ヤマハは適切な承認を得ずに、改修を行なったエンジンを第2戦スペインGPで使用したことが判明。これにより、ヤマハはコンストラクターポイントを50点剥奪。さらにチームポイントについては、ヤマハのファクトリーチームが20点、ペトロナス・ヤマハSRTが37点剥奪されている。  しかしライダーの獲得ポイントは剥奪されていないため、他のチームやライダーから不満が噴出。リンスも、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)の裁定を批判し、次のように述べた。 「結局のところ、スチュワードの判断は間違っていることが多いのに、それを受け入れなければならないんだ」 「ペナルティに関して、ライダーから苦情が多く出されたとしても、何も変わらないんだ」  さらにリンスは、ビニャーレスが一度だけペナルティを受け、今季残りのレースをフレッシュなエンジンを使えるのに対し、他のライダーたちは問題が少なかったことから消耗したエンジンを使い続けなければならないことを、「不公平だ」と語った。 「この問題(ヤマハへのペナルティ)はさておき、目には見えない不公平もある」 「例えばマーベリックは新しいエンジンを搭載していて、このレースはピットレーンからスタートしなければいけない。でも、他のレースでは走行距離の少ないエンジンを使えるという恩恵がある。そしてそのことについては語られていない」 「すでに言ったように、不公平なことがたくさんあるのにそのことについては語られていない。だけど、それに従って戦わなくてはいけない」 「彼がバレンシアでの1戦目に新しいエンジンを搭載し、次のレースでもこのエンジンを使い続けていれば、明らかに彼が有利になる」 「だから彼がその新しいエンジンを

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(2020/11/07)