青森八戸は無人機の拠点となる(Japan In-depth)

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■ 海保による実証試験 海保の実証試験は10月15日から始められている。計画では約1ヶ月、予備日を含めれば11月15日まで行う予定である。 拠点は青森県にある海上自衛隊八戸航空基地である。基地北東を海保が間借りする形だ。そこから太平洋や日本海の自衛隊訓練空域まで自力飛行した上で各種の試験が行われている。 使われる無人機はGA-ASI社(General Atomics Aeronautical Systems, Inc.)のシー・ガーディアンである。プロペラ機だが動力はジェットエンジンを使うターボプロップ機だ。通常の飛行機同様に滑走路を使って離着陸する形式である。 特徴は自律性と長距離飛行にある。離着陸は完全自動で行われる。また衛星通信での指示により八戸以外の飛行場にも離着陸できる。飛行距離は最大9000km以上、時間では30時間以上に及ぶ。 ちなみに無人機の操作や整備は同社が実施している。基地の駐機場脇にプレハブを設置し同社社員が詰めて各種作業を実施している。 海保が無人機を検討する目的は「遠距離での海洋監視能力確保」である。海保の航空機には飛行距離や滞空時間の制約があった。それを解決するために無人機を導入する。よく言われる省力化は目的ではないとのことだ。(*1)

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(2020/11/07)