米選挙法専門家「選挙操作? 小さなミスはあっても詐欺は難しい」(朝鮮日報日本語版)

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-トランプ側の特定の陣営は、投票用紙が引き抜かれたり、無資格者が投票したりしたかのように主張しているが。 「そんなことが発覚すれば、重刑に処せられる。どの有権者や選挙当局者でも、そのように操作できる票が何票になるというのだろうか? 1~2票? それも、何年も刑務所に行くリスクを甘受してだ。特定の勢力が選挙結果を変える目的でやるなら、数十万~数百万票を操作しなければならない。そういう目的なら選挙システムをハッキングしていたはずだ」  保守系シンクタンクのヘリテージ財団によると、1982年以降行われた米国のすべての選挙で、故意に郵便投票操作、すなわち、他人の投票用紙をこっそり奪って記入したり、死んだ人になりすまして投票したりしたケースなどは約2000件報告されているという。確率で言えば0.000004%程度だ。 -米選挙史上、組織的なミスはなかったのか。 「完ぺきな選挙制度はない。米国も2000年の大統領選挙でフロリダ州再集計問題があった。一部の技術的なミスや、有権者がいい加減に記入した投票用紙を認めるかどうかをめぐり、当局者間で違う基準を提示したために発生した問題だった。だが、米国の選挙に『詐欺』はない」 -米選挙制度の最大の欠陥は何か。 「投票するのがとても難しいという点だ。多くの人が働いている火曜日に選挙を行う上、投票所も非常に不足している。トランプ大統領の主張とは全く別次元の問題だ」 -今後、この騒動はどのように整理されると思うか。 「米国人の大多数は選挙結果を受け入れ、平和的政権移譲を要求するだろう。ごく一部だけが不服だとして暴力事件を引き起こすだろうが、大統領がそれを扇動するのではないかと心配だ」

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(2020/11/07)