【萬物相】トランプはなぜ退任を恐れているのか(朝鮮日報日本語版)

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 昨年2月のハノイ米朝首脳会談時、トランプ米大統領は別のことに気を取られていた。「12年間にわたり執事役を務めた」と言われるマイケル・コーエン元顧問弁護士の米下院公聴会での暴露を見ようと、徹夜しなければならなかったからだ。トランプ大統領に背を向けたコーエン元弁護士は2016年の大統領選挙時にトランプ氏がロシアとビジネス的な取引をし、性的なスキャンダルを隠すため女性に口止め料を払ったと語り、脱税容疑まで証言した。トランプ大統領の違法行為に手を貸して2018年に禁固36カ月(=3年)を言い渡されたコーエン元弁護士は「私の罪と比べたら、トランプは360年を刑務所で過ごさなければならない」と言った。有罪を認めて釈放された後はトランプ大統領を告発する本を書いた。 ■米国に対する好感度が高い国1位は韓国、日本は?  ニューヨーク州検察が捜査するトランプ財団の不正会計容疑も、コーエン元弁護士がきっかけを与えたものだという。トランプ大統領とトランプ財団の複数の会社は資産価値を欺く手法で詐欺融資を受けたり、脱税をしたりしたというものだ。既にトランプ大統領の次男を召喚、会計資料を提出せよという令状も発行された。会計不正と脱税は米国で重罪だ。捜査の剣はトランプ大統領の首元まで迫っている。ニューヨークだけでなく、ワシントンD.C.やメリーランド州の検事もトランプ氏が大統領という立場を利用して私利を追求した容疑を調べている。請求された令状だけで30件を上回る。トランプの性犯罪を告訴した女性も1人や2人ではない。トランプ大統領を対象にした捜査は「現職大統領」という盾のために行えなかったに過ぎない。

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(2020/11/07)