タイトル100期目指す羽生善治九段、豊島将之竜王と第3局開始 1勝1敗から“後手番有利”のジンクス打破なるか/将棋・竜王戦(ABEMA TIMES)

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 将棋の竜王戦七番勝負第3局が11月7日、京都府京都市の「総本山仁和寺」で午前9時から始まった。初防衛を目指す豊島将之竜王(叡王、30)とタイトル100期の偉業を狙う羽生善治九段(50)によるシリーズは、ここまで1勝1敗の五分。タイトルに向けて一歩リードを奪うのはどちらか、注目の一局だ。 【動画】対局の様子  豊島竜王は2007年4月に四段昇段。順位戦A級(A級以上:4期)で、タイトルは現在保持すると竜王、叡王を含めて通算5期。棋戦優勝は2回。史上4人目となる「竜王・名人」も達成した。タイトル5期は全て奪取のもので、ここまで3度の防衛戦は全て失敗。自身も課題に挙げており、将棋界のレジェンドとの戦いで初防衛に全力を尽くす。  羽生九段は1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:29期)、順位戦A級(A級以上:28期)。タイトル通算99期、棋戦優勝45回はいずれも歴代1位の大記録だ。そのほか、七冠独占や永世七冠など、数々の偉業を達成。今シリーズで狙うタイトル100期は、羽生九段が達成できる記録の中でも「最後の大記録」とも言われている。  両者は過去35回対戦し、羽生九段が18勝、豊島竜王が17勝とほぼ互角。ただ、通常は先手番がやや有利と言われる将棋界において、両者の間では真逆の結果となっており、後手番が24勝11敗と圧倒。今シリーズでも後手番が2連勝で、現在は9連勝中だ。  本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は羽生九段。

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(2020/11/07)