児童の1割、受動喫煙で体に影響 小4対象に千葉市調査 「保護者の行動変容を」(千葉日報オンライン)

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 たばこの煙を吸って体内に入ったニコチンは、代謝されて「コチニン」という物質に変わる。受動喫煙の影響を示す尿中のコチニン濃度を調べた結果、影響を受けている目安として設定した「1ミリリットル当たり5ナノグラム以上」だったのは77人。このうち93・5%に当たる72人の同居家族に喫煙者がいた。  アンケートに回答した1002人のうち、同居家族に喫煙者がいると回答したのは418人(41・7%)。喫煙者(複数回答)は父親が329人、母親が158人、両親ともは92人だった。  市は調査結果を受け、各学校で受動喫煙に関する学習機会を設け、保護者に注意喚起のリーフレットを配布した。熊谷俊人市長は定例記者会見で「子どもたちへの影響が可視化された。保護者の行動変容につながってほしい」と述べた。  市は本年度も喫煙者の多い花見川区と若葉区の小学校に通う児童約2300人を対象に同様の調査を進めている。  市は今年4月施行の受動喫煙防止条例で、未成年者を受動喫煙から守るよう保護者に求めている。2018年度からは妊婦や15歳以下の子どもと同居している喫煙者に、保険が適用される禁煙外来治療費の一部を助成。18、19年度で計80人に補助を行った。

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(2020/11/07)