北朝鮮で問答無用の「80日戦闘」が始まった 金正恩氏が込めたメッセージは(GLOBE+)

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20日付の政府紙「民主朝鮮」によれば、内閣拡大総会が「80日戦闘」期間中の内閣の課題を議論した。新型コロナウイルスに対する防疫態勢の強化、水害で被災した鉄道全区間の復旧、野菜や電力、石炭、セメントなどの増産を目指すとした。北朝鮮関係筋によれば、軍や党もそれぞれ、綱紀粛正や治安強化などに乗り出している。 朝鮮中央通信は11月2日、「全ての部門で最初の月(10月)の目標を達成した」と報じた。 戦闘期間中は、職場単位で全体、月、週、日ごとに細かく区切られたノルマが決められる。職場で働く人々はその日のノルマが達成できなければ、自宅に帰ることが許されない。 そもそも、資材やエネルギー不足から開店休業状態の企業所(北朝鮮で国営の企業や事業所などを指す)も少なくない。それでも、戦闘期間中は、無理やり他から盗み出してでも生産ノルマを達成しなければならない。 北朝鮮では各世帯から一人は必ず、国営の企業所や政府機関などに勤務しなければならない。北朝鮮の市場で働く女性が多いのは、世帯主が「公務員」として国家の統制を受けているからだ。最近では、仕事がない企業所に出勤しても無駄だからと、企業所の支配人らに賄賂を払って、市場での商売などの副業に手を出す世帯主も多い。「80日戦闘」期間中では、そんなわがままは許されず、問答無用で国営企業所などへの出勤を命じられることになる。

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(2020/11/07)