ミカンはオン用・オフ用に食べ分ける時代 その秘密は糖度の違い、テレワーク向けにも(産経新聞)

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 新型コロナウイルスの感染拡大でオフィスに通わず自宅で仕事をするテレワークが増えていることに合わせ、ミカンの一大産地、愛媛県の「JAにしうわ」がテレワーカー向けのミカンのセット商品「家で働くひとの西宇和みかん」の予約販売を始めた。見た目は同じでも糖度の異なる温州ミカン2種類を詰め合わせた商品。なぜテレワーカー向けなのか。秘密は、この糖度の違いにあるという。 【写真】テレワーカー向けにと発売された「西宇和みかん」のセット  ■愛媛でもトップレベル  JAにしうわは愛媛県西部の八幡浜市、伊方町、西予市の2市1町をエリアとしている。このエリアは佐田岬半島をはじめとするリアス式海岸の地形を有し、起伏のある傾斜地が多く、日照量の多さと水はけのよさからミカンの生産に最適。明治28年にミカンづくりが始まり、100年以上の歴史を誇る。  また、このエリアで育てられたミカンは糖度が高く、コクがあるうえ、外皮が薄くて食べやすい。「柑橘(かんきつ)王国」愛媛県産の中でも例年、トップレベルの値段がつく。昨シーズン(令和元年10月~2年1月)の生産量は約4万3千トン。今シーズンは平年並みの3万7千トンを見込んでいる。  同JA青果販売部販売企画課の朝井伸さんは「新型コロナの影響で収穫や運搬の大きな戦力になっていたアルバイトが来られず、高齢化の進む農家は人手の確保に苦労している。そんな中、行政の手助けもあって、なんとか収穫のめどは立った」と話した。  ■「気分転換にはミカン」  この自慢のミカンで新たに打ち出されたのが「家で働くひとの西宇和みかん」。松山市内で10月23日に開かれた販売発表会では、栄養士でフードアナリストの笠井奈津子さんが説明に立った。  笠井さんは、新型コロナの影響でテレワークをしている人の「あるある」を、おなかがすいていないのに気分転換の食事が増える▽太りたくないので動かない分、食事量を減らした▽食事を用意するのが面倒で炭水化物ばかり食べる-と紹介。「ちょっとした意識の差により健康格差が広がっている。食事もアップデートが必要」とした。  その上で、そんな食事の悩みに役立つのがミカンだと強調。「気分転換には香りが大事。ミカンはMサイズで100グラムあり、間食に取り入れれば空腹感と決別できる」と話した。  さらに、低カロリーで糖質が低く、ビタミンCが豊富なこ

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(2020/11/07)