宇垣美里アナ TBS退社直前に奮発した万年筆(NIKKEI STYLE)

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「以前から万年筆で書くという行為に憧れを持っていて、もともとは親譲りの万年筆を使っていたんです。でも、人のお下がりには、その人の癖が付いている。ちょっと書きにくさを感じていたので、2年前にドイツ旅行へ行った時、この万年筆を買いました。 ドイツは有名な万年筆メーカーが多いんですけど、私が買ったのはペリカンの『スーベレーン』というシリーズのもの。文具屋さんでめちゃめちゃ試し書きして、一番書きやすかったのを購入しました。加えて良かったのは、スポイト式のところ。インクつぼにペン先を入れて、本体を押したら、シュッと吸ってくれるのでインクを入れやすいんです。ちょっと本体が透けているので、インクの残量も分かりやすい。サイズ感や縦じまの柄、ペン先の彫りもかわいくて気に入っています」 「モンブラン」と並び称される「ペリカン」の万年筆。『スーベレーン』はドイツ語で「優れもの」を意味し、同ブランドを代表する定番商品の一つだ。 「ユーロで買ったので正確には分からないんですけど、日本円にすると5万円くらいだったかな。『高っ! ペンの値段なの?』と思ったことを覚えています。でも『退局したら書く仕事を増やしたい』と考えていた時期だったので、『この万年筆でがんばろう』と奮発しました。 実際、今使うことが多いのは、原稿を書く前です。私はまず手書きで起承転結を書いて、あとは書くだけっていう状態にしてから、PCで打ち始めるんですよ。それから、お手紙を書くのが好きなので、友達の誕生日に書いて送ったり、旅先でその土地のポストカードを買って、その土地で投函(とうかん)します。お土産を渡す時に、この万年筆で一筆添えたりもしますね。この万年筆で書くと、『ちゃんと書かなきゃ』という気持ちになるんです。間違えないように丁寧に書こうと思いますし、丁寧に書くと、思考もクリアになる。考えをまとめたり、文章を書いたりするときに、とても役立っています」

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(2020/11/07)