F1界の絶対王者ルイス・ハミルトン、2020年限りでの電撃引退は本当にあり得るのか?(motorsport.com 日本版)

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 F1ドライバーが自らの引退を考える時、慎重になる者が大半であるが、中にはワールドチャンピオン経験者であってもあっさりとその舞台から降りたケースもある。  その最たる例がニコ・ロズベルグであろう。2016年、メルセデスでチームメイトのハミルトンとの死闘を制して初のドライバーズタイトルを手にしたロズベルグは、その数日後に突如引退を発表し、パドックに衝撃を与えたことは記憶に新しい。  また、物事がうまくいかなくなったチャンピオンが突然F1から去るというケースもあった。1976年のワールドチャンピオンであるジェームス・ハントは、マクラーレンからウルフに移籍した1979年に大苦戦し、シーズン途中で引退を発表した。またハントのライバルであったニキ・ラウダも同年苦戦しており、イギリスGPのフリー走行後に「レースへの興味を失った」とチームに伝え、シーズン終了を待たずに引退した。ただラウダは1982年に現役復帰すると、1984年には3度目のワールドチャンピオンに輝いている。  しかしながら、ハミルトンの状況はそれらとはかなり異なっている。彼はF1での成功に満足しているように見え、彼の周りに築かれたチームとの関係を楽しんでいるからだ。  ミハエル・シューマッハーの持つF1歴代最多勝記録を更新したばかりのハミルトンは、今季タイトル争いでも独走しており、こちらもシューマッハーの歴代最多記録に並ぶ7度目のドライバーズタイトル獲得が目前となっている。来季のマシンが今季と大きく変わらないことを考えれば、ハミルトンがメルセデスに残ればシューマッハーの記録をまたひとつ更新できる可能性が高いのだ。

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(2020/11/07)