【M235iやAMG A35を迎撃】新型 アウディS3サルーンへ試乗 親近感な高性能 前編(AUTOCAR JAPAN)

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新しいS3を、詳しく見ていこう。技術的なレシピは、先代と大きくは違わない。エンジンは、EA888型と呼ばれる、おなじみの2.0L直列4気筒ガソリンターボ。 排気ガス対策が新たに施され、最高出力310ps、最大トルク40.7kg-mを発揮する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチATだ。 ベースは、2020年に登場した最新のアウディA3。応用幅の広い、フォルクスワーゲン・グループのMQBプラットフォームを土台としている。 サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがマルチリンク式となり、標準のA3より車高は15mm低い。ハルデックス・カップリングと呼ばれる多板クラッチを用いた四輪駆動、クワトロで、ブレーキ制御によるトルクベクタリング機能が付く。 先代から、ハードウエア上の大きな変更はないといえる。そのかわり、ソフトウェアをアップデートし、システムを煮詰め直している。 新しいS3では、はるかに高性能化されたコンピューターを採用し、システムを統合制御。運転支援システムも、先進的な内容になっている。 フォルクスワーゲン・ゴルフなどでは、インテリアの操作系をタッチモニターに集約。物理的なボタンは姿を消し、ミニマリストなデザインに変化している。しかしアウディではボタンが残され、やや従来的な雰囲気が残る。 AUTOCARの評価としては、この方向性は正しいと思う。確かにモニターは表示が明るく鮮明で、反応は良いかもしれない。でもエアコンなど、わざわざモニターを介さずに、ボタンに触れた方が手っ取り早い操作は少なくない。

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(2020/11/07)