ビジャレアル久保建英の“脱カップ戦要員”は代表戦ゴールが一番の近道(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 欧州ヨーロッパ・リーグ(EL)のイスラエル1部マッカビ・テルアビブ戦(日本時間6日)に先発フル出場した日本代表MFの久保建英(19・ビジャレアル)が、スペインの地元メディアから「(バルセロナの)メッシよりも役に立っている」「クボが1億2600万人の日本人に愛される理由がよく分かった」と大絶賛された。  後半52分、右サイドで相対した相手選手をフェイントで翻弄(ほんろう)。オフサイドラインぎりぎりを破る絶妙な浮き球クロスを左サイドに送り、FWバッカのゴールをアシスト。このプレーも「(試合前の大雨で)濡れた芝生の上で芸術的プレーを見せた」とベタ褒めである。  得点に関与したシーン以外でも、久保のチーム内の立ち位置が〈レギュラーに近づいている〉気配が伝わってきた。  前半33分。左サイドでFKのチャンス。ボールの側にはキックの盟主MFパレホ。前半4分に左CKを蹴り、FWバッカの先制点をアシストしている。「パレホがキックする」と思わせておいてチョコンと蹴ったボールを久保が引き取り、相手ゴール前にクロスを放り込んだ。ゴールにはつながらなかったが、チームメートの久保に対する信頼感が伝わってきた。 「久保にとって日本代表の13日パナマ戦、17日のメキシコ戦が千載一遇の大チャンス」と、あるサッカー関係者がこう続ける。 「スペインに限った話ではないが、所属する助っ人選手が母国のユニフォームを着て代表戦で大活躍するというのは、チームにとっても凄く名誉なこと。代表で実績を積むほどにチーム内での格付けが上がっていく。今は〈リーグ戦は後半途中出場〉〈欧州ELは先発出場〉が久保に与えられた役割ですが、パナマとメキシコ相手に久保がゴールを決めれば、リーグ戦でのレギュラー確保がグッと近づくでしょう」  代表2試合はオーストリア・グラーツで行われる。要注目である。

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(2020/11/07)