沼津鉄道高架、明け渡し1件完了せず 移転用地、市と県が調査(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 JR沼津駅付近鉄道高架事業に伴う沼津市原地区への新貨物ターミナル整備を巡り、市と県は移転用地の明け渡し最終期限から一夜明けた6日午前、現地調査を行った。この日までに明け渡しが完了していない残り3件のうち、1件で物件が撤去されていないことを確認した。  市、県の職員4人が2018年の35条調査の際に撮影した写真と見比べ、物件の撤去状況を調べた。対象は5日が期限だった1件と、6月と10月にそれぞれ期限を迎え、明け渡しが完了していない2件の土地計4460平方メートル。このうち6月が期限で、明け渡しの拒否を表明している元地権者(81)が所有していた土地1400平方メートルに樹木や柵が残っていた。  頼重秀一市長は「誠に残念。鉄道高架事業は最重要施策であり、このような状況下では事業の進捗(しんちょく)に影響を及ぼすことが懸念される」とコメント。今後の対応は県と検討するとともに、早急に移転するよう求めるとした。  市は6月、県収用委員会の裁決に基づいて未買収だった地権者9人の土地計7件(計約5400平方メートル)の所有権を取得。元地権者はそれぞれの期限までに物件の撤去を求められていた。残る1件が明け渡しに応じなかった場合、川勝平太知事の判断で行政代執行を実施できる。

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(2020/11/07)