「漁獲上向いて」桜色に願う サクラエビ天日干し 静岡・蒲原(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

【リンク先抜粋】
 秋漁で漁獲された駿河湾産サクラエビの天日干し作業が6日朝、静岡市清水区蒲原の富士川河川敷で行われた。地元の加工業者がエビをまき、地面に敷かれた黒い網を桜色に染めていった。記録的不漁が続く中、業者は「少しでも漁獲が上向くように」との思いを込め、作業にいそしんだ。  由比漁港(同区)で秋漁2回目の競りを終えた午前6時すぎから、各業者が競り落としたエビを運び込んだ。業者数社が干し場の7カ所ほどで実施。蒲原の業者は約360キロのエビを3人がかりで作業した。春に比べて気温が低いため2日に分けて天日干しし素干しに仕上げる。  同日早朝、同港と大井川港(焼津市)で行われた競りの両市場平均取引額は約7万3千円(初日約7万6千円)。競りに参加した由比の業者は「思ったより高かったが、エビの品質は良かった。このまま漁獲が続けば値段も落ち着くのでは」と見通した。  秋漁は1日に解禁し、これまで2回出漁。5日は約9・6トンを水揚げした。秋漁は12月23日までの予定。

続きはこちら

(2020/11/07)