世界を見据え、チームを“勝たせられる”選手に【インタビュー|安永玲央/横浜FC】(SOCCER DIGEST Web)

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 目覚ましい成長を見せている赤丸急上昇の逸材だ。  横浜FCでプロ2年目を数える19歳のボランチ、安永玲央。ルーキーイヤーの昨季はレンタル先のJ3の富山でも思うように出場機会を得られず、復帰した今季もシーズンの序盤戦は難しい時間を過ごしていたが、夏場に入ってから徐々に評価を高め、現在はレギュラーポジションを掴むまでになった。  豊富な活動量をベースに、惜しみないハードワークとテンポの良いパスワークでチームを活性化。試合を重ねるごとに逞しさを増している俊英の現在地に迫る。 ――◆――◆―― ――富山からレンタルバックしたプロ2年目の今季、どんな意気込みでシーズンに臨みましたか? 「富山にいた期間は3か月半ぐらいですが、その間に自分を見つめ直したというか、いろいろなことを考える時間が増えました。それで今シーズンは本当に、横浜FCに戻って絶対に試合に出るっていう気持ちは強かったです」 ――富山では、どんなことを考えられていたのですか? 「自分が富山にいる時に、同世代の活躍だったり、横浜FCの戦いぶりが情報として入ってくるなかで、富山で自分は試合に絡めていなかったり、チームに貢献できていなかった。今の自分には何ができるのか、活躍しているみんなとの違いとかを考えていました」 ――答えは見つりましたか? 「見つかったかどうかは分かりませんが、当時はサッカーに割く時間がそこまで長くなかったんじゃないか、と。もっとその時間を増やさないと、と思いました」 ――新たな気づきがあった貴重な3か月半でしたね。 「そうですね、自分にとっては大きな時間でした」 ――横浜FCに戻った今季、コロナ禍によるリーグ中断もありましたが、再開後はしばらく出場機会を掴めずにいました。その時期をどう振り返りますか? 「試合に出ていないぶん、身体を追い込めるというか、身体作りができる期間だと思ったので、積極的にトレーニングに取り組んでいました」 ――試合に出られなかった理由をどう考えますか? 「まだ仲間や監督の信頼を十分に得られていなかったり、単純に技術や能力の部分ではないでしょうか」 ――ただ、8月にはルヴァンカップで2試合に先発フル出場しました。 「積極的に自分を追い込んで、身体作りをしていたなかでのルヴァンカップでした。試合に出たら“やってやるぞ”という気持ちが強くて、そ

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(2020/11/07)