米大統領選 バイデン氏、重要州でリード拡大 夜に演説へ トランプ氏訴訟に身内から度惑いも(産経新聞)

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 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は6日、開票中の東部ペンシルベニア州と西部ネバダ州で、民主党のバイデン前副大統領(77)が共和党のトランプ大統領(74)に対するリードを広げた。バイデン氏は当選要件である大統領選挙人の過半数(270人)確保に近づいており、米主要メディアは同氏が6日夜(日本時間7日午前)、国民向けに演説する予定だと伝えた。 【表】米大統領選今後のシナリオは  米CNNテレビの集計によると、ペンシルベニア州は開票率96%段階でバイデン氏の得票率のリードが0・2ポイントとなり、95%段階から0・1ポイント広がった。  同州は開票・集計作業を急いでいるが、州選管によると、未開票の約4万票や在外米軍から届く投票の処理が残っている。同州は6日までに到着した郵便投票の受け付けを認めている。  ネバダ州は開票率92%でバイデン氏の得票率はトランプ氏に1・6ポイント先行。開票89%段階の0・9ポイントから差を広げた。  ただ、ペンシルベニアやネバダを含む接戦5州はいずれも僅差となっており、大勢判明は遅れている。  また、南部ジョージア州は開票率99%を超えたものの両候補の得票率は49・4%で並んでおり、同州当局は規定に基づき、得票率差0・5ポイント未満の場合に実施される再集計が行われるとの見通しを明らかにした。  ペンシルベニア州でも同様の規定がある。AP通信によると再集計は2000年以降、少なくとも31回実施され、そのうち3回、集計が修正された。  バイデン氏が獲得した選挙人は253人と当選要件の270人に迫った。ペンシルベニア州に割り当てられた20人を加えれば規定数を超える。  一方、トランプ氏が選挙に不正があったとして、開票停止などを求めて法廷闘争を展開していることについて、共和党内から戸惑いの声が出ている。  トゥーミー上院議員(ペンシルベニア州)は米テレビ番組で、トランプ氏が主張する不正行為や「詐偽投票」に証拠がないとして、「とても憂慮べき」ことだと語った。ロムニー上院議員(ユタ州)も、トランプ氏が「選挙が仕組まれ、腐敗し、盗まれたと述べるのは間違っている」とした。

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(2020/11/07)