近大・佐藤輝明の阪神入りに監督が不安「人間教育もしっかりしてもらえれればいいのですが…」(東スポWeb)

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 阪神がドラフト1位で交渉権を獲得した、アマナンバーワンスラッガー・佐藤輝明内野手(21=近大)の〝育成メソッド〟は――。  佐藤輝は6日に行われた関西地区大学選手権準決勝・大商大戦に「4番・三塁」として先発出場。3打数1安打2打点の活躍で6―3の勝利に貢献した。試合後は「チャンスで打てて良かった。次の一戦も悔いのないように戦いたい」と気を引き締めた。  順調に事が運べば、2か月後に入寮してプロ生活がスタートとなるが「不安はない。自分はしっかりと準備するだけです」とキッパリ。心構えはすでにできているようだ。  だが、球界屈指の人気球団へ教え子を送り出す近大野球部の田中秀昌監督は、やはり不安を募らせているよう。「いい子なんですが、本当にマイペースな子ですからね。遅刻癖もありますし…。阪神は注目度の高いチーム。周りからかわいがってもらえるように『人間教育』もしっかりしてもらえれればいいのですが」と複雑な胸中を明かしている。  もちろん阪神としても金のタマゴが無事〝孵化〟できるよう、今後は綿密な育成方針を打ち出すことが必要になってくる。球団内には「藤浪の反省」を指摘する声があり、ルーキーイヤーから3年連続で2桁勝利を挙げるなどの活躍をした藤浪に対し、ドキュメンタリー番組の密着取材を許可したり、特例で退寮を認めたりしたことで「結果としてこれが藤浪のその後の伸び悩みにつながったのかもしれない」と後悔する向きが根強いのだ。  それだけに、今後阪神が佐藤輝を育成するためには、特別扱いなしの徹底した管理態勢の構築ができるかどうかが、大きなテーマ。佐藤輝本人としては少々窮屈な思いを強いられることになるが、何かと〝誘惑〟の多い環境だけに〝急がば回れ〟ということか。

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(2020/11/07)