いくつ正解できる? 『ハリー・ポッター』キャストたちの裏話。(VOGUE JAPAN)

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優等生のエマ・ワトソンは『ハリー・ポッター』シリーズに出演できたことは喜びだけど、一つだけ後悔をあげるとしたら、シリーズ当初の自身の髪の毛で、「とにかくひどい髪で、見直すのがとてもつらい」というほど、気に入らないそうだ。 確かにエマは現場でも後悔のないように、子どもながらにも自分の意志はしっかりと貫いていたようだ。シリーズ2作目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)では、ダニエル・ラドクリフ演じるハリーとルパート・グリント演じるロンとハグをする演出にダメ出し。「大勢の人がいる前で、男子二人に飛びついてハグをするなんて到底ありえない」と監督の演出に断固反対。結局ハリーとだけ秒ハグをし、ロンとはハグをしないことになったそうだ。しかし、それでは絵にならないと、監督はその秒ハグをフリーズさせて、映画上では長いハグに見せなければいけなかったという。 後悔で言うなら、ダニエル・ラドクリフの場合は、「子役出身の役者は生意気で横柄な人に育つ傾向にあるから、そうならないように」と周囲に言い聞かされてきたため、できる限り人に優しく、感情的にならずに生活をしてきたという。ところが、その誰にでも感じよく接することが体に染みついてしまっていることから、2015年に出演した英トーク番組「グラハム・ノートンショー」である悩みを告白。 ファンの子から写真撮影をせがまれ、「君が撮りたいならどうぞ。撮りましょう」と何の悪気もなく答えたら、「一緒に撮りたくなかったら、お願いなんてしないけど」とひどく感じ悪く答えられたのだという。そこで慌てたダニエルは、「ごめんごめん、俺がバカだったよ。ごめんね」と謝罪。そのやり取りを横で見ていたダニエルの彼女に「あんた(謝るなんて)何考えるの? あの女性、最低の態度だったよ」と言われたという。どんなに最悪な態度をとる人にも優しくし、反射的に自分から謝ってしまうのが辛いのだそうだ。 さらにダニエルによると、ロン役のルパートは「誰のどんな言葉に対しても否定をしてはいけない」「感じをよくしなくては」という思いから、すべてに「イエス、いいよ」と答え続けたことで、知らない人の家にまで行ってしまったこともあるのだとか。いやはや、子役も大変だ。

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(2020/11/07)