MotoGPヨーロッパFP2:ハーフウエットの難コンディション、ミラーまたも首位。中上貴晶4番手(motorsport.com 日本版)

【リンク先抜粋】
 バレンシアのリカルド・トルモサーキットで行なわれているMotoGP第13戦ヨーロッパGP。そのフリー走行2回目が行なわれ、ジャック・ミラー(プラマック)がトップタイムをマークした。 【リザルト】MotoGP第13戦ヨーロッパGP フリー走行2回目  FP1はフルウエットで行なわれたものの、FP2までに曇り空のもと徐々に路面は乾きハーフウエットの難しいコンディションとなった。気温は20℃、路面温度は19℃だ。  なおヤマハのバレンティーノ・ロッシは初日の走行は欠場。これは3日の段階で新型コロナ陽性の検査結果が出ていたことに起因する。ロッシは5日に受けた検査では陰性となっており、6日に再び受けた検査でも陰性となれば、2日目には走行復帰が可能となる。  なおヤマハはロッシの代役としてWSBKライダーのギャレット・ガーロフを起用している。またテック3・KTMのイケル・レクオナは新型コロナの濃厚接触者と認定されたことでグランプリ欠場となった。  FP2が開始されると、多くのライダーはスリックタイヤで出走。中上貴晶(LCRホンダ)など少数のライダーはレインタイヤでコースに向かった。  レーシングラインは徐々に乾きつつあるものの、その1本外側のラインはウエット。この難しいコンディションにスリックタイヤで挑んでいくライダー達だったが、ジョアン・ミル(スズキ)がコーナーで大きくバランスを崩すシーンも見られた。  タイムは周回ごとにどんどん向上。10分が経過した段階では1分37秒029をマークしたミラーがトップに立った。なおこの際ミラーは、邪魔だと押しのけるようにターン8でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)のイン側スレスレを通過。ビニャーレスは慌ててマシンを起こしていた。  その後もタイム更新は止まらず、数分で一気に1分35秒台に突入。ミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)が1分35秒754をマークしてトップに浮上した。  セッション残り25分、ミラーが1分34秒613までタイムを縮め、トップタイムとした。ただその後、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが1分34秒563でそのタイムを更新していった。  残り20分、中上が自己ベストを更新する走りで、最終的に1分34秒534をマーク。トップタイムに浮上した。  残り15分を目前とした頃、オリベイラ、アレック

続きはこちら

(2020/11/07)