李登輝元総統の遺影にペンキ 元タレントの女を起訴/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)李登輝元総統の遺影に赤色の塗料がかけられた事件で、台湾台北地方検察署(地検)は6日、器物損壊や礼拝所不敬の罪で60代後半の元タレント、鄭恵中を起訴した。 李氏は今年7月末に他界。追悼会場が台北市の迎賓館、台北賓館に設けられ、8月1日から16日まで一般市民の弔問を受け付けた。鄭は同14日、会場に飾られていた李氏の遺影めがけて赤色の塗料が入ったカラーボールを投げつけ、現場の警察官に逮捕、送検された。その後保釈金10万台湾元(約36万円)を支払って保釈されていた。 礼拝所不敬罪では、6カ月以下の懲役か拘留、または9000元(約3万3000円)以下の罰金が科される。また、器物破損罪では、2年以下の懲役か拘留、または1万5000台湾元(約5万4000円)以下の罰金が科される。 台北賓館は日本統治時代の1901(明治34)年に台湾総督官邸として完成したバロック様式の2階建て洋館。国定古跡に登録されているため、損壊させれば文化資産保存法違反の罪にも問われる。犯行時、館内の石柱にも塗料が付着したが、石柱の復元が確認されたことなどから、この部分については、嫌疑不十分で、同法には抵触しないとの認識が示された。 (林長順/編集:塚越西穂)

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(2020/11/07)