ハリポタで大ブレイク! アクティビストとしても活躍するエマ・ワトソンの可能性(GQ JAPAN)

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そんなワトソンは、ハリポタ・シリーズ終了後のキャリアについても慎重だった。俳優としての仕事を続けながらも学業を重視していた彼女は、名門女子校を卒業後、米国のアイビーリーグの名門校であるブラウン大学に進学する。ケンブリッジやイエール、コロンビアの各大学にも合格していたなかでブラウン大学を選択したのは、リベラルな校風が理由だともいわれている。 女優としての活動は、あまたあるオファーのなかから、スティーブン・チョボスキーが自らの小説を映画化した『ウォールフラワー』(12年)や、ソフィア・コッポラが実在のセレブリティ宅をめぐる窃盗事件を映画化した『ブリングリング』(13年)など、アート系の作品を選んで出演している。ハリポタに比べれば小規模な作品に違いなかったが、ワトソンの繊細な演技はファンからも批評家からも高い評価を得た。とくに、ハーマイオニーのアイコンであった長く豊かな髪をバッサリと切り、ショートヘアで挑んだ『ウォールフラワー』は、ハリポタからのファンには新鮮な驚きを与えただろう。 しかしその後に出演したスリラー映画の『コロニア』(15年)とホラーサスペンスの『リグレッション』(15年)では、作品ともども酷評を受けてしまう。前者ではチリのクーデターに巻き込まれたジャーナリストの恋人を救い出そうとする客室乗務員の役を、後者では虐待事件の被害者という難しい役を演じるも、批評家からの評価は散々だった。 そのショックからか、2016年には「自分の成長のため」と1年近く俳優業を休業する。そして2017年、ディズニーアニメの金字塔『美女と野獣』の実写版で見事、大復活を遂げた。世界興行収入12億ドルと、2017年の公開作としては『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に続く大ヒットとなり、“ドル箱スター”の面目躍如を果たしたのだ。 最近では、第92回アカデミー賞作品賞にもノミネートされたグレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19年)に出演。降板したエマ・ストーンに代わって、マーチ家の長女メグを好演した。主演で次女役のシアーシャ・ローナンをはじめ、三女エリザベス役のエリザ・スカンレン、四女エイミー役のフローレンス・ピューといった新進女優たち、そして母親役のローラ・ダーン、叔母役のメリル・ストリープなどオールスターキャストの中で、控えめで美しい役ど

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(2020/11/06)