マカオ国際旅行博開幕…コロナ禍でジャパンパビリオンなしも九州各県がJTBと組みブースで情報発信、JNTOなどオンライン出展(マカオ新聞)

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 マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールできょう(11月6日)、「第8回マカオ国際観光(産業)エキスポ(MITE)」が開幕した。会期は8日までの3日間。  MITEはマカオ特別行政区旅遊局(MGTO)の主催で年に一度開催されるマカオにおける最大規模の国際旅行博。今年は当初4月の開催を予定していたが、コロナ禍で延期を余儀なくされた。  マカオを含め、世界各国・地域で水際措置が講じられる中、海外旅行需要は大きく冷え込み、観光・旅行業界は苦戦を強いられている。一方、マカオと中国本土において状況が落ち着いたことを受け、9月下旬までに両地の間の往来制限は緩和が進んだ。  このような状況を受け、今回のMITEのブース出展は地元マカオと中国本土関連が主となった。マカオ政府は、観光地としてのマカオの魅力のほか、往来が緩和されたこと、安全かつ安心して楽しめることをアピールすることで、中国本土からのインバウンド回復のきっかけにしたい意向を示している。また、ブース出展が難しい海外からの出展者、バイヤー向けにオンラインを活用したマッチング機会を提供する「クラウドエキジビション」を初導入した。  日本勢については、昨年は日本政府観光局(JNTO)と在香港日本国総領事館がイベントステージ付きの大型ジャパンパビリオンを出展し、複数の自治体や観光事業者がブースを構えたほか、地元旅行社ブースでも訪日旅行パッケージが大々的に取り扱われるなど、会場内でも日本がひときわ目立つ存在だったが、コロナ禍の今回はジャパンパビリオンの出展も見送りとなり、控えめのアピールとなった。  日本関連のブース出展はJTBマカオのみ。同ブースでは九州各県と組み、パンフレット配布を中心としたインバウンド旅客誘致のための観光情報発信を行っている。JTBマカオはマカオを訪れる日本人旅客向けのサービスがメインという印象が強いが、近年、マカオでも訪日旅行ブームが盛り上がりをみせる中、JTB香港とともに香港・マカオから日本への送客にも力を入れているという。  クラウドエキジビション出展リストにはJNTO、福岡県香港事務所、熊本県香港事務所、宮崎県香港事務所、岡山県、沖縄県香港事務所が名を連ねている。  福岡県香港事務所の山奇智幸所長は本紙とのリモートインタビューに対し、「昨

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(2020/11/06)