清水で続発 被害者が語る電気点検窃盗の手口とは(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 10月、静岡市清水区で電気点検を装った新手の犯罪が相次ぎました。ターゲットは高齢者、被害にあった女性は私たちの取材に対し、犯行グループは普通の人だったと話しました。 <2人組の男の訪問を受けた女性>「あれ?何?と言っている間に2階に行くと言ってきた。2階って何ですか?って言ったら電気の何かを見るといった」  こう話すのは静岡市清水区に住む91歳の女性です。10月6日、この女性のもとを訪れたのは電気工事業者を名乗る2人組の男でした。 <芦野友太記者>「2階に上がってきた犯人は電気工事を装い、物置の中に入っていったということです。そして、その間にもう1人は服の中に金品がないか探していたということです」  実は2人は窃盗グループでした。1人が2階で点検するふりをして被害者を立ち会わせ、その間にもう一人が財布やタンスなどから現金を盗み出す手口です。 <2人組の男の訪問を受けた女性の息子>「年寄りでなければ、怪しいと思って家に上げないとは思う。年寄りだからできる犯罪」  警察などによりますと、この2人組の男は「近くで工事をしていたところ誤って配線を切ってしまった。お宅の電気に異常がないか点検させてほしい」などと言って高齢者の自宅に上がり込むということです。このケースでは女性の家にめぼしい金品がみつからなかったことから、男2人は盗みをせずに出て行ったとみられます。 <2人組の男の訪問を受けた女性>「悪い人だとはあまり思わなかった。顔も隠してないし普通の人」  清水区内では同様の被害が相次いでいて、実際に現金を盗まれた人もいます。 <窃盗被害にあった男性>「あれと思って、10万円を持っていかれちゃった」  静岡市清水区に住む85歳の男性は10月26日、電気工事業者を装って訪問してきた男らに現金10万円を盗まれたといいます。 <窃盗被害にあった男性>「中部電力の工事をこの先でやっていて、線を切ってしまった。この家の2階にある線のスイッチをリセットしないとエラーが出ると言われた。そんなところにスイッチはないといったけど入っていった」  事件は静岡市清水区でのみ確認されています。10月6日には窃盗の被害にはつながらなかったものの、電気の点検を装った男らが高齢者宅へ訪問してきたという報告が3件ありました。そして、26日にはついに現金を奪われる窃盗事件が3件発生してしまったのです。こう

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(2020/11/06)