北が禁煙法を採択…ヘビースモーカーの金正恩氏はどうなるの?(朝鮮日報日本語版)

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 朝鮮中央通信によると、採択された禁煙法は31カ条の構成で、劇場・映画館など公共の場所、保育機関、教育機関、医療・保健施設などに禁煙場所を指定し、統制を強化するという内容が盛り込まれた。これに先立ち北朝鮮は2005年にも「禁煙統制法」を制定して禁煙キャンペーンを進めたが、最高指導者である金正日(キム・ジョンイル)、金正恩は公の場所でたばこを吸い続け、「禁煙の雰囲気」づくりにたびたび失敗していた。  とりわけ金正恩は、政権発足後、時や場所を選ばず喫煙する様子を見せている。金正恩は、労働党の主な会議やミサイル発射実験はもちろん、学校や幼稚園など子どもたちが生活している空間を訪れた際もたばこを吸った。果ては病院はもちろん、妊婦である李雪柱(リ・ソルジュ)夫人の隣でも喫煙する様子がそのまま公式メディアにさらされていた。18年に当時の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が訪朝した際、金正恩に禁煙を勧めたが、気まずい雰囲気になった-という逸話もある。  金正恩が愛煙家だという事実は、金正日の料理人だった藤本健二氏によって明かされた。藤本氏によると、金正恩は子どものころから酒、たばこを始めたという。韓国の国策研究所の関係者は「北朝鮮はコロナ拡大防止の観点から禁煙を強調しているが、公共の場所でたばこを吸う金正恩委員長の姿が公にされたら、禁煙運動の効果はないだろう」と語った。

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(2020/11/06)