新型コロナ 与論で2例目クラスター 奄美群島、対応に追われる(MBC南日本放送)

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鹿児島県与論町では5日、2例目となる新型コロナウイルスの感染者集団=クラスターが確認されました。与論町だけでなく、奄美群島全体で警戒が強まっています。 与論町では6日、午後5時に防災無線を放送。ホームページなどでも不要不急の外出を自粛するとともに大人数での会食を避け、感染症対策を徹底するよう呼びかけられました。 今月3日から5日までに確認された感染者は25人に上り、県はクラスターと判断。与論町でのクラスターは、7月下旬から8月上旬にかけて56人の感染が確認されケース以来、2例目となります。 感染者には与論町茶花の「ラウンジRose」の店員3人、利用客7人も含まれていることから、県は店を先月18日から今月1日の間に利用した人は、最寄りの保健所などに連絡するよう呼びかけています。 クラスターの発表から一夜明けた6日、感染者のうち1人が通う小学校は臨時休校になりました。町では前回のクラスターの際には「島外からの持ち込みが原因」として「来島自粛」の呼びかけが行われましたが、今回のクラスターは島内に原因があるとして呼びかけは行わないとしています。 一方、クラスターの1人が龍郷町在住の男性だったことから、奄美大島の5つの市町村は6日午後、対応を協議。龍郷郷町では公民館などの公共施設の1週間程度の閉鎖を決めました。 (龍郷町 竹田泰典町長)「感染者が龍郷町から出て残念だが、どこででも起きうること。島民がお互い感染しないように感染防止に努めてほしい」 県内の離島で再び発生したクラスター。感染症の専門医は医療体制の限られている離島では、いち早い対応が大切になると話します。 (済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「前回のクラスターは対応早かった。対応次第では大変なことに。与論は人と人の距離が近い。感染者がいると広がりやすい」 前回のクラスター発生時には、与論の伝統の回し飲みも一因とされましたが・・ (済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「回し飲み以前に、近い距離でマスクも外しての会食は非常に危険」 そして、全国的に感染が拡大傾向にあるうえ、これから冬場に向かい感染リスクが高まるとして対策の徹底を呼びかけます。 (済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「冬場は暖房で換気が悪くなり、感染症が発生しやすい状況が起こりやすい状況」

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(2020/11/06)