出水市と医師会が対立 夜間診療から来月撤退(MBC南日本放送)

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コロナ禍で医療体制のひっ迫が懸念される中、鹿児島県出水市では市と医師会の対立が深まっていて、医師会側は6日、これまでボランティアで行ってきた夜間診療所への医師の派遣を来月から打ち切ると市に伝えました。 6日は、出水郡医師会の來仙会長が出水市役所を訪れました。市が非公開とする中で椎木市長らと面会し、派遣の打ち切りを伝えたということです。 医師会関係者は、今回の対応の背景には出水総合医療センターを巡る市との対立があるとしています。センターでは去年10月ごろから、患者の受け入れ体制強化を目指し、看護師の募集を進めましたが、その際、出水市と阿久根市、長島町の医療機関から少なくとも20人が転職し、引き抜かれる形となりました。 このため、医師会はセンターに募集の中止を求めてきましたが話し合いは進まず、今回、出水市野田町の夜間診療所への医師のボランティア派遣を12月1日から中止すると6日、市側に伝えたということです。 医師会ではコロナ禍の対応で医療現場の負担が大きくなっていることが原因としているものの、看護師の問題に対する事実上の対抗措置とみられます。 (出水郡医師会 來仙隆洋会長)「最低でも20人以上が引き抜かれている。医師会は非常に不快に思っている。(夜間診療所に)医師を派遣することは今後、おそらくない」 一方の出水市は、通知内容を精査したうえで対応を検討するとしています。

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(2020/11/06)