札幌の2歳児死亡裁判 母親の弁護側の医師「衰弱死ではない」 司法解剖の結果を否定(HBCニュース)

【リンク先抜粋】
 当時2歳の池田詩梨(ことり)ちゃんに対する保護責任者遺棄致死の罪に問われている母親の池田莉菜(いけだ・りな)被告の裁判。弁護側の証人として出廷した医師は、検察側が主張する「衰弱死」を否定しました。  この裁判では、詩梨ちゃんが必要な食事や医療を与えられないと命の危険がある状態だったかが主な争点です。  司法解剖の結果では、詩梨ちゃんは、お腹の皮下脂肪が3ミリから5ミリになるほど痩せていて、低栄養により衰弱死したと結論付けています。  さらに、頭のけがが死期を早めたとしています。  6日、弁護側の証人として出廷した頭のけがが専門の脳神経外科の医師は、太ももの皮下脂肪は14ミリほどあり、体内には生存に必要なエネルギーを作る余裕があったとして「低栄養に間違いないが衰弱死ではない」と主張。頭のけがは軽傷で「数日経てば治る」とも証言しました。  その上で、交際相手の藤原一弥(ふじわら・かずや)被告が、亡くなった時の詩梨ちゃんについて「前かがみでのどを押さえていた」との証言をもとに「窒息死」の可能性を指摘しました。  無罪を主張する池田被告。証言と司法解剖の結果が食い違い、信用性が争われています。

続きはこちら

(2020/11/06)