阪神梅野V弾「思い切って打ちに」エース乱調も奮起(日刊スポーツ)

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<阪神8-7ヤクルト>◇5日◇甲子園 阪神梅野隆太郎捕手(29)が今季最大の6点差大逆転勝ちを完結させ、2年連続のAクラスを決めた。「今日は全員で勝ち取った勝利です」。気温10度前後まで冷え込んだ甲子園。序盤の劣勢にも諦めず、応援を送ってくれたファンに白星をプレゼントした。 【写真】ヒーローの梅野(左)とガンケルはファンの声援に応える 同点の5回先頭。3番手星の代わり端を捉えた。真ん中高め141キロをフルスイング。「流れがこっちにきていたので、思い切って打ちにいきました」。会心の一撃は左中間席へ一直線。出場11試合ぶりの7号が千金の決勝点になった。 エースの苦投をチーム一丸でカバーした。チームトップ11勝の先発西勇が、まさかの大乱調。2回途中7失点でマウンドを降りた。今季は幾度となく、右腕に助けられた。今度は打線が、お返しばかりに奮起した。1-7の3回、5点差に迫ったサンズの適時打が合図だった。4回は代打原口から近本、大山、陽川と4本の適時打などで一挙5得点。打者一巡の猛攻で同点とし、西勇の負けも消した。あとは女房役の梅野が、仕留めるだけだった。 救援陣も6投手が0封リレーを決めた。矢野監督は「バッティングもリードも大きかった」と攻守で奮闘した梅野をたたえた。チームは今季3位以上を確定させ、中日との0・5差キープで2位も死守。だが梅野は反省も忘れなかった。村上に3連続盗塁を決められるなど、2回に一挙5盗塁を許した。「この悔しさを残りの試合に個人的にもぶつけたいし、チームが常に連勝できるように頑張っていきたい」。残り3試合、来季につながる有終の2位へ突き進む。【奥田隼人】

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(2020/11/05)