土地明け渡し期限迎える 沼津・鉄道高架化問題(静岡県9(静岡放送(SBS))

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 沼津市で長年にわたり懸案となっているJR沼津駅周辺の鉄道高架事業は11月5日、反対地権者の土地の明け渡しが最終期限を迎えました。地権者の1人は改めて明け渡しに応じない考えを示しました。  <反対地権者の会会長 久保田豊さん>「敗北宣言ではありません。私の最初からの意志で明け渡しません」  JR沼津駅周辺の鉄道高架事業は駅周辺の渋滞解消と一体的な整備を目的に東海道線と御殿場線を東西延べ5キロにわたり高架にする計画です。2020年4月の県収用委員会の裁決を受け、沼津市原地区で未買収だった土地は既に市に所有権が移っています。9人いた地権者のうち6人は明け渡しに応じ、2人も明け渡す意向を示していますが、残る1人は5日、あらためて明け渡しに応じない考えを明らかにしました。  <反対地権者の会会長 久保田豊さん>「途方もない借金を作って無理やりやることは絶対無駄な都市計画です。ダンプカーやブルドーザーがいっぱい入ってくるでしょう。私は下敷きになりますよ」  <沼津市 頼重秀一市長>「残る一軒の方に関してはまだ(土地の明け渡しに)着手していない。これまで通り事業にご理解いただけるよう丁寧に対応していきたい。(強制収用については) 県としっかり協議しながら進めていきたい」  県と沼津市は6日以降、強制収用に踏み切ることも視野に入れながら、残り1人の地権者に対して引き続き、任意での明け渡しを求めていく方針です。

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(2020/11/05)