中国、バイデン氏意識?「正しい軌道で前進を」 関係改善に期待感(産経新聞)

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 【北京=西見由章】中国外務省の楽玉成(らく・ぎょくせい)次官は5日、米大統領選に関して「米国の新政権が中国側と歩み寄り、衝突せず、対決せず、協力に焦点を当て、両国関係を正しい軌道に沿って前進させるよう希望する」と述べ、関係改善に期待感を示した。  4日に開かれた中国外務省報道官の記者会見では、米大統領選に関して「結果がまだ確定していない」「立場をとらない」などと述べるにとどめていた。楽氏が記者会見した5日午前の時点では民主党のバイデン氏が優勢との見方が強まっており、トランプ米政権の対中圧力強化によって対立が激化していた米中関係の“仕切り直し”を図りたい中国側の意向がにじみ出た形だ。  楽氏は「中米間には意見の相違があるが、幅広い共通の利益と協力の余地もある」と強調した。一方、中国国内では、民主党のバイデン政権が誕生しても厳しい対中政策を継続するとの見方は根強い。  楽氏は10日にテレビ会議形式で開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議に習近平国家主席が出席することを受けた記者会見で、米中関係に関する質問に答えた。

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(2020/11/05)