新型コロナ店舗名の発表で思わぬ事態(RKK熊本放送)
【リンク先抜粋】
新型コロナウイルスを巡る店舗名の公表で、思わぬ事態が起きています。
いったい何が起きているのか取材しました。
「うちのHANABIでクラスターが起きてしまったという噂になっている状態ですね」(グローバルキッチンHANABI 内永裕太代表)
こう話すのは、ビアホールを営む内永裕太さんです。
事の発端は、先月30日の新型コロナウイルスを巡る熊本市の発表でした。
「店舗名は『銀座どおり花火』」
感染対策を取っていた熊本市の「ラウンジ花火」で、従業員3人の感染が確認され、感染の拡大を防ぐため店名が公表されました。
「グローバルキッチンHANABI」と「銀座どおり花火」全く別の店ですが「はなび」の名前だけが一人歩きします。
「結婚式2次会でご予約をいただいていて同名での勘違いもあって県外の方が幹事をされていたのでそれでキャンセルに繋がってしまった」(グローバルキッチンHANABI 内永裕太代表)
さらには、コロナ禍で始めたデリバリーも注文が減り続けているといいます。
店名の公表には風評被害を配慮しての判断も含まれますが、今回の状況に熊本市の担当者も頭を悩ませます。
「店舗を公表するにあたって、類似のお店があるとかどこまで出すのかというのは難しいと感じている。どこのお店が悪いというわけではないので(公表の)協力には感謝している」(新型コロナウイルス感染症対策課 伊津野浩課長)
根拠のない情報が他人の人生を変えてしまう今、市民の冷静な対応が求められています。