林遣都が初共演のん語る「本番目の色変わり吸引力」(日刊スポーツ)

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林遣都(29)が5日、都内のEXシアター六本木で開催中の東京国際映画祭で上映された主演映画「私をくいとめて」(大九明子監督、12月18日公開)舞台あいさつで、初共演したのん(27)が「本番になると目の色が変わる」と語った。 【写真】映画「私をくいとめて」東京国際映画祭舞台あいさつに登壇した、のん 林は劇中で、のん演じる脳内にいるもう1人の自分である相談役「A」に相談する31歳のおひとりさま会社員・黒田みつ子が恋をした年下の営業マン多田君を演じた。のんとは撮影時が初対面だったという。林は「のんさんとは初めてお会いして、一緒におしゃべりして楽しかった。おとなしい印象から本番、スタートがかかったとき、目の色が変わり吸引力がある。突き動かされて、お芝居して、細かい細かい大事な瞬間を共有できている感覚があって楽しかったです」と振り返った。 「私をくいとめて」は、作家綿矢りさ氏の同名小説の映画化作品。林は脚本も手掛けた大九監督の演出を受けて、新たな自分と出会ったという。「多田君という役は原作から脚本が割と膨らんでいた。外見は僕と懸け離れ、新たに作った。脚本はヒントが少ないので、監督の演出を楽しみたいと思って現場に臨んだ。序盤のうちに、浅はかな想像を超えた演出が毎日飛んでくる、楽しくて仕方なかった」と撮影を振り返った。 その上で「もっと、もっと監督の演出を受けたいのがピークのところで、撮影が終わった、もっとやりたい。刺激的だった。映像を見た時、今まで見たことのない表情があり、見たことのない自分がいたのが、うれしかった」と熱く語った。そして舞台あいさつの最後に「明日も元気にお過ごし下さい。今日はご来場頂きありがとうございます」と真面目にあいさつし、客席を笑わせた。 「私をくいとめて」は、コロナ禍の中で開催されている東京国際映画祭が新たに設けた、観客賞への期待が高い作品の1つだ。大九は17年に、原作者の綿矢氏の小説を映画化した「勝手にふるえてろ」で同映画祭コンペティション部門の観客賞、主演の松岡茉優は東京ジェムストーン賞を受賞。その原作者と監督が再タッグを組んだ作品として注目されている。

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(2020/11/05)