「津波防災の日」 鹿児島県内各地で訓練(MBC南日本放送)

【リンク先抜粋】
5日は国が定めた「津波防災の日」、突然の地震と津波から命を守るため、鹿児島県内の各地で訓練が行われました。 鹿児島市は、鹿児島湾直下を震源とする震度6強の地震が発生し、市沿岸部に高さ3.4メートルの津波が到達するとの想定で図上訓練を行いました。県警、自衛隊など7つの防災関係機関およそ50人が参加して、被害状況や避難所の開設・運営について確認していきました。 先月オープンし、想定避難場所となっている鹿児島市の加治屋まちの杜公園では…。 (記者レポート)「マンホールトイレ、思った以上に広くて快適です」 鹿児島市が緊急時のために設置したマンホールトイレに、テントを張る一連の設置作業を確認しました。 また、鹿児島市錦江町では、33の事業所と町内会からあわせておよそ80人が参加し、避難訓練が行われました。防災無線で「大津波警報」が発表されると、津波避難ビルに指定されている高さおよそ15メートルのビルの屋上へ避難しました。 (参加者)「緊急の時の心構えができたと思います」 (鹿児島市危機管理課 児玉博史課長)「(普段から)いかに避難行動をとることが大事かを伝えることが課題かなと思う」 一方、国が対策を進める南海トラフ巨大地震で、7メートルの津波が想定されている志布志市では、老人ホームで避難訓練が行われました。入居者や職員、警察官らおよそ70人が訓練に参加し、津波発生の防災無線を合図に入居者らは、職員の誘導に従い、高台を目指しました。 (養護老人ホーム宝寿園 山下さえ子園長)「命が優先なので、避難がスムーズにできるかということを考えながら、訓練を繰り返しすることが重要」 また、自力避難が困難な高齢者たちを警察車両で避難させる手順も確認されました。

続きはこちら

(2020/11/05)