宮城県内で熊の目撃や被害相次ぐ 専門家「熊の餌になる誘因物の除去が必要」(KHB東日本放送)
【リンク先抜粋】
宮城県内で熊の目撃情報や被害が相次いでいて、すでに2019年の数を上回っています。熊と車が衝突する事故も起きています。
警察によりますと、3日午前2時10分ごろ、東北自動車道上りの大衡インターチェンジと大和インターチェンジの間で、普通乗用車が体長約1メートルの熊と衝突しました。運転手の男性は「中央分離帯から飛び出してきた」と話しているということです。
また、11月2日の午後7時20分ごろには、大崎市三本木音無の国道4号でも体長約1メートルの熊と大型トラックなど3台が衝突する事故がありました。熊は国道上を走ってきたということです。
どちらの事故とも熊は死にましたが、けが人はいませんでした。
熊の目撃情報は急増していて、2020年4月から11月2日までで937件と2019年をすでに上回っています。
10月だけを見ると、120件と2019年の2.3倍です。
東北野生動物保護管理センター宇野壮春代表「秋の食べ物、特にドングリとかは、今年の実りが非常に悪いということで、それなりのもちろん出没はあると思います」
人への被害も発生しています。栗原市では、10月16日に、栗拾いをしていた82歳の女性が熊に襲われ、けがをしました。
東北野生動物保護管理センター宇野壮春代表「熊の餌になる誘因物の除去とかが必要になってくる。熊の活動量として、朝方とか、夕方は非常に高くなりますので、その時間は、特にやはり気を付けていただければ」