宮城の病床占有率83.1% 寒冷地で増える感染者 専門家「換気・手洗い徹底を」(KHB東日本放送)

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こちらは直近10日間の県内の新型コロナウイルスの感染状況です。感染者2桁が続いています。この10日間の感染者は県内累計の4分の1を占めます。 病床の占有率は77床に対して64床なので、83.1%と非常に高い水準です。 感染経路が分からない人は2週間前と先週を比べると24%と倍増しています。 こうした中、感染症に詳しい専門家は、寒さが厳しくなる冬場こそ換気を心掛けてほしいと話します。 厚生労働省クラスター対策班東北大学小坂健教授「海外のレポートなんかでは、例えば大学とか若い人に流行が起きるとその後に、地域の流行が起きてそれが更に介護施設とか病院とかに持ち込まれると。ただもう、今、仙台の場合そういう専門学校みたいなクラスターもあるし、介護施設もクラスターが起きているというところで、いろんなものが同時に起きている。今、本当に正念場だと思っています」 厚労省のクラスター対策班で東北大学の小坂健教授は、経済活動を回復させる動きの中で宮城県の人口10万人当たりの感染者が4日現在で5.42人と、全国6位となっている状況などを踏まえ、大きな危機感を示しています。 小坂教授が最も懸念しているのが、本格的な冬にかけて感染者の増加の勢いがさらに増すことです。 現在、北海道や同じ緯度に位置するヨーロッパでは感染者が急増しています。 小坂教授は今後さらに気温が下がると、必然的に室内で過ごす時間が増え、密集や密閉といった感染リスクを高める状況を作りやすくなるため、換気が非常に重要になってくると強調します。 厚生労働省クラスター対策班東北大学小坂健教授「新型コロナウイルスはたぶん9割方は飛沫とか、マイクロ飛沫と言われるところによる感染です。飛沫が乾燥とかによって、いわゆるマイクロ飛沫、マイクロエアロゾルというような粒子がかなり小さくなるとそれは遠くまで2メートルを超えて、換気の悪い所では漂って届きますし、それから体の中でも喉じゃなくてもっと深く肺の方まで入っていく。そうすると重症化しやすいと」 小坂教授は冬場は外と部屋の温度差が大きく換気の効率が上がるため、積極的に換気を行い、感染リスクを少しでも減らすよう心掛けてほしいと話します。 厚生労働省クラスター対策班東北大学小坂健教授「今までは1時間に1回か2回とかと話をしていましたが、可能であればちょっとの隙間でも良いので持続的

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(2020/11/05)