なぜ?再検査で陽性相次ぐ クラスター専門学校の関係者「隔離が不十分だった」(KHB東日本放送)

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大規模なクラスターが発生した仙台市青葉区の花壇自動車大学校では、検査で一度、陰性になりながら、その後、陽性になる人がこのところ相次いでいます。 この学校の感染者は発表日のカレンダーで見るとこのようになります。最初の感染者が分かったのが10月20日です。 それ以降も留学生のクラスや寮で感染者が続いたことからすべての留学生と職員を対象に検査してきました。 ただ、その後、一度、陰性だった留学生や職員の中に発症した人が相次ぎました。2日は5人、4日は6人が再検査で感染が確認されました。 この原因について、仙台市では検査で陽性になった人が、療養先や入院先の調整を待つ間、一度、寮に戻っていて、そこで感染を広げた可能性を指摘しています。 保健所は、寮の中の共用スペースを無くし、陽性者と陰性の人が接触しないよう指導していましたが、防ぎきれなった部分があったようです。 学校と市によりますと、陽性者の多くは1週間ほど寮にとどまり、療養先のホテルや病院に移動したのは、10月29日以降だったということです。 この間、寮では普段は2人1部屋で生活をしていますが、隔離のため1人ひと部屋に変更しました。 ですが、共用スペースの食堂を閉鎖したのは最初の感染者が分かった1週間後の26日。シャワールームでも密集を避けるように促していましたが、利用する順番などは決めていなかったということです。 学校の担当者は…。「共用部分、シャワーであるとか、トイレですね。学生一人一人が毎回使用したごとに消毒していたかというとそれが徹底されていなかったから、今回のような事態が生じた。その国の伝統なり、習慣なりを尊重しながらルールという寮に入っている限りは、こういうルールを守ってほしいという徹底を図っていきたい」 学校では今後も感染対策に細心の注意を払いながら、日本人のクラスは11月9日から、留学生のクラスは16日からの再開を予定しているということです。

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(2020/11/05)