新型レクサスIS登場! 7年目の進化は欧州ライバル勢と比べていかに!?(GQ JAPAN)
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2013年に登場した3世代目の現行「IS」に、大幅な改良がくわえられた。ただし、フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジだ。メディア向け資料にも「『クルマを操る楽しさ』を追求し続けてきたコンパクトFRスポーツセダンの熟成」と、記されているように、各所が煮詰められた。
注目は操縦性や乗り心地の進化だ。2019年4月に愛知県豊田市下山地区に新設した車両開発用テストコース「Toyota Technical Center Shimoyama」での走行試験を繰り返し、徹底的にチューニングをおこなったという。
ちなみにToyota Technical Center Shimoyamaは、ドイツ・ニュルブルクリンクを参考に設計されている。自然の地形を活かした約75mの高低差と、多数のカーブを組み合わせた全長約5.3kmのコースだ。
新型ISの足まわりには、上質な乗り心地を実現したとうたう「スウィングバルブショックアブソーバー」を採用。新しくなった19インチのホイールとタイヤによって、「気持ちの良いハンドリングとブレーキングを実現しました」と、レクサスはうたう。
ボディ剛性は、フロントサイドメンバーのスポット打点追加などによって大幅に高まった、と主張される。結果、運動性能が高まったとともに、ノイズや振動を低減、快適性能が向上したという。
搭載するパワーユニットは3種類。2.0リッター直列4気筒ガソリンターボは、ドライバーのアクセル開度などから走行環境を判定し、状況に応じて適切なギアを選ぶアダプティブ制御を新たに採用した。2.5リッター直列4気筒ガソリン+モーターのハイブリッドは、アクセル開度に対するエンジンとモーター制御のロジックを変更し、よりスムーズな走りを実現したという。3.5リッターV型6気筒ガソリンNAについては、変更にかんしてのアナウンスはない。