スカイマーク、初の顧客満足1位 JCSI調査、スターフライヤー退ける(Aviation Wire)

【リンク先抜粋】
 スカイマーク(SKY/BC)は11月5日、国内最大級の顧客満足度調査「2020年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内線を運航する航空会社8社を対象とした国内航空部門で1位を獲得したと発表した。国内線に新幹線を加えた国内長距離交通部門でも1位となり、前年まで首位を継続していたスターフライヤー(SFJ/7G、9206)を退けた。  同調査は、非営利法人のシンクタンク・日本生産性本部サービス産業生産性協議会が実施。顧客満足度のほか、顧客期待(利用時の期待・予想)、知覚品質(利用した際の品質評価)、知覚価値(価格への納得感)、ロイヤルティ(継続的な利用意向)、推奨意向(他者への推奨)の6項目を設定し、各項目を10点満点の複数設問で調査する。すべてが満点の場合を100点、すべて最低点の場合は0点として、業界や企業を多面的に評価する。  スカイマークは、国内長距離交通部門の6項目のうち、顧客満足と知覚価値、ロイヤルティの3項目で1位を獲得した。3項目のうち顧客満足が81.1点で最も高く、79.7点の知覚価値、75.7点のロイヤルティと続いた。顧客期待と知覚品質、推奨意向はいずれも4位だった。  国内航空の顧客満足2位は80.8点のスターフライヤー、3位は78.0点の全日本空輸(ANA/NH)、4位は76.8点のエア・ドゥ(ADO/HD)だった。新幹線の顧客満足は九州新幹線の78.0点が1位で、北陸新幹線(76.9点)、山陽新幹線(75.0点)、東海道新幹線(74.9点)と続いた。  国内航空会社で調査対象となったのは、4社のほかに日本航空(JAL/JL、9201)とソラシドエア(SNJ/6J)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)。新幹線は東北と上越、北海道を合わせた7つが対象となった。  調査期間は8月14日から9月8日までで、インターネット・モニターを用いた調査が行われた。回答依頼は1人1企業・ブランドで、総回答者数は2万4556人だった。  スターフライヤーは国内航空部門で、調査が始まった2009年度から2019年度まで11年連続で1位を獲得。国内長距離交通部門では、2010年度から10年連続で1位となっていた。

続きはこちら

(2020/11/05)