柏“クラスター発生”でルヴァン杯決勝延期 Jリーグが直面する超過酷日程(夕刊フジ)

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 サッカーJリーグが4日夜、オンラインで緊急会見。7日に東京・国立競技場で予定されていた、YBCルヴァンカップ決勝の柏-FC東京戦を延期すると発表した。  柏ではこの日、新型コロナウイルスのPCR検査で新たに選手2人とスタッフ8人の計10人に陽性反応を確認。すでに感染が判明しているネルシーニョ監督(70)を含むスタッフ2人と選手1人を合わせ、クラブ内の感染者は計13人となり、瀧川龍一郎社長は「管轄の保健所からはクラスターの認定を受けた」と明かした。  柏のクラスター認定を受け、直前に迫った決勝戦を「完全中止か延期かで、専門家の中でも大きく意見が分かれた」とJリーグ関係者。両クラブ社長を交えて午後2時半ら緊急会議を行い、3時間近い議論を経ても結論は出ず。同7時半から再開され、10時半開始の会見で延期が発表された。  タイムリミットぎりぎりの決断だ。今回の決勝は、来年の東京五輪の開催に向けても役立てられるはずだった。会場となる国立競技場の感染リスクを見極める技術実証を行う準備は「5日から始まる予定だった。だから4日にはやるか、やらないかを決めなければいけなかった」(関係者)。  急転の延期だけに代替開催日は未定ながら、Jリーグは国立競技場での開催にこだわる意向。12月は22日、年明けでは1月3、4日が使用可能で、村井満チェアマンは「年明けを含めて検討したい」と語った。  コロナ禍による長い中断期間を経て、再開されたリーグ戦は今後も過密日程。さらにFC東京はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場しており、勝ち進めば12月19日の決勝まで長い戦いが続く。(編集委員・久保武司)

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(2020/11/05)