高砂親方、37分間の会見で「朝青龍」1度も発せず 定年迎えても師弟断絶は継続か(夕刊フジ)

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 11月場所(8日初日・両国国技館)後に定年を迎える高砂親方(元大関朝潮)が4日、会見で現在の心境を語った。 【写真】現役時代、横綱土俵入りを行う朝青龍  12月9日に65歳の誕生日を迎え、前日で定年に。今後は年寄名跡を変更して日本相撲協会に再雇用される見込みで、高砂部屋の師匠としては今場所が最後となる。  現役時代は大関36場所、優勝1回で、親方としては横綱朝青龍、大関朝乃山、関脇朝赤龍らを育成。「問題を起こす横綱もいましたし。いろいろ苦労をしましたよ。いま思えば“あぁ~”という感じ。何をどうしたらいいかわからない。当時は必死ですよ。無我夢中でやってきた」と、朝青龍に振り回された嵐の日々を振り返った。  「弟子には『相撲協会の部屋の看板を背負っている。看板を汚したり、壊したりすることは絶対にするな。1人がやったことが、みんなに迷惑がかかる』とうるさく言った。1人だけわからないヤツがいたけど」と苦笑。優勝25回の横綱は師匠の教えを守れず、前代未聞の暴行トラブルで土俵を去ることになった。  「もう一度、朝青龍を育てるとしたら、今度はどう育てたいか?」と質問されると、「その質問にはノーコメントです」と即答。「しようがないよね。あれだけのことをしたんだから。かばうにも、かばいきれないものもあるしね。自業自得。本人にそう言っておいて」と報道陣に託した。  結局、37分間の会見で最後まで「朝青龍」という言葉は発しないまま終了。定年を迎えても、師弟の断絶は続きそうだ。(塚沢健太郎)

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(2020/11/05)