6年ぶりの優勝はもう目前!なでしこDF南萌華が明かす浦和レディースの‟強さの秘密”とは?(SOCCER DIGEST Web)

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 プレナスなでしこリーグ1部・浦和レッズレディース(以下・浦和L)は15試合を消化し、12勝1分2敗、勝点「37」で首位を独走している。残り3試合で2位・INAC神戸と勝点「8」差であることから、今月8日(日)に浦和駒場スタジアムで行なわれる愛媛FCレディース戦に勝てば、6年ぶり4度目のリーグ優勝となる。  生命体のような流動的なポジションチェンジ。ボールを失っても奪い返し、前線に配球する攻守一体のポゼッションサッカー。これを表現できるのはトップ昇格4年目DF南萌華の存在が大きい。  南は2017年、浦和Lユースから昇格。森栄次監督が就任した昨季からレギュラーとなり今季ここまで14試合で先発出場している。一方、代表では各カテゴリーで選出され、18年フランスで開催されたU-20女子ワールドカップでキャプテンとして全試合に出場し、優勝に貢献。なでしこジャパンにも選ばれる逸材だ。  森監督が「うちの強みはふたりのセンターバック」と称えるように、南はDF長船加奈と共に対人、空中戦でも無類の強さを見せる。このコンビがいるからこそ浦和Lのサッカーは成立する。  そもそも事実上の2バックというリスキーな守備。そのため、昨季は連係に戸惑いはあったが、今季ここまで14失点と1試合平均失点0.93の堅守を誇っている。この源泉は2人の強い相互補完関係にある。 「フネさん(長船)は対人が強くて、逆に自分が相手選手に守備に行く時はうまくカバーリングしてくれるので安心感がある。悩むことなく思い切ってプレーすることができる。あ・うんの呼吸でやれている」(南)    また彼女は今季の躍進の要因について、勝負強さを挙げ、「負けている試合を引き分けに、引き分けを勝ち試合にできたことが一番」と話すように今季、1点差勝利が9試合。うち1-0の完封勝利が4試合という粘り強さを見せている。  さらに「誰が試合に出ても、やりたい守備や攻撃が昨シーズンよりできたことで勝ち切れている」と、戦術理解度の高さに裏打ちされた試合運びが強さの源となっている。そして、それとともに感じられるのは選手間のコミュニケーションの深さだ。 「今年になって選手の間でしゃべる機会が増えた。それはなぜか考えると、首位でいる以上、ほかのチームは対策を練ってくる。それに対して私たちは打開しなくてはいけない立場。これまで試合や練習で

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(2020/11/05)