湿度低で飛沫増 加湿器が売れるワケ(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 空気が乾燥すると飛沫が飛びやすく、新型コロナ対策として加湿するといいのではないかと番組でもお伝えしてきました。11月5日は加湿器の正しい使い方を専門家に聞いてきました。  <熊坂良記者>「朝など寒い日が増えてきました。これからの季節、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が心配される中、重要とされているのが乾燥対策です」  静岡市内にある家電量販店では「加湿器の需要」が高まっています。  <ノジマ新静岡セノバ店 鈴木優太さん>「(今の時期)加湿器を買い求める方が今年は非常に多い。新型コロナ対策で部屋の中を加湿するとウイルス対策にもなる。例年よりも需要は高まっている」  感染対策としての加湿の有効性についてはスーパーコンピューターの富岳が先日、ある結果を示しました。シミュレーションしたのは、会議中に咳をした時の湿度が高い場合と低い場合の飛沫量の差です。湿度60%の場合は青色の小さな飛沫が前方に飛び、赤や黄色の大きな飛沫の多くは机に落ちています。これが、湿度30%になると小さな飛沫はより多く前方に飛び、机に落ちた大きな飛沫もどんどん小さな飛沫となって空気中に舞いました。  <理研チームリーダー 坪倉誠神戸大教授>「冬場は加湿器を使って湿度のコントロールをしてやる。湿度を上げて空気中の飛沫の数を減らすことが対策として重要」  これから寒さとともにやってくる”乾燥”。新型コロナをめぐっては冬にかけて新たな感染拡大の波がやってくることが懸念されています。  <県疾病対策課 後藤幹生課長>「10月末からの県の発生状況をみても11月が特に要注意。県民の皆さまには11月から正月を越すまでの間より一層感染リスクの高い状況を避けてもらいたい」  本格的な冬を前にこの家電量販店では以前よりも加湿器の売り場のスペースを拡げました。最近は、家庭用だけでなく、会社のデスク回りで使える小型のUSBタイプも人気。また、この加湿器のように扇風機代わりに使える涼風機能がついているなどデザイン性や機能性が高いものが人気だといいます。  <客>「事務所で使う加湿器を買いに来た。早めに用意した方がいいと思った」  ただ、加湿器を使う場合、注意しなければならない点もあるようです。掛川市の中東遠総合医療センターで正しい使い方を聞きました。  <中東遠総合医療センター感染対策管理室 斎藤ちはる看護師>「

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(2020/11/05)