バイデン陣営、政権移行チームのサイト開設 「当確」なら即スタート(産経新聞)

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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領の陣営は4日、選挙で当選を確実にした場合に備え、来年1月の大統領への正式就任に向けた「政権移行チーム」のウェブサイトを早くも開設した。 【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み  ウェブサイトには、新型コロナウイルス危機、景気後退、気候変動などを米国が直面する深刻な危機であると位置づけ、来年1月の政権発足初日から取り組めるよう、チームとして「引き続き全速力で準備する」と記載している。  共和党のトランプ大統領の陣営は大統領選の投票結果の集計をめぐり法廷闘争に出ており、結果の確定が大幅に遅れる可能性がある。バイデン氏の政権移行チームは当確が出た時点から、次期政権下での主要政策の策定、新たに雇用する政権スタッフや政治任用の政府職員ら数千人規模の人選などを進めていく。  民主党関係者によると、バイデン陣営はトランプ政権が重要な情報を次期政権に引き継がないなどの妨害行為に及び、円滑な政権移行が進まない恐れも排除できないとして、不測の事態を想定した対策も講じているとしている。  政権移行をめぐっては2001年に退任した民主党のクリントン大統領に代わり共和党の息子ブッシュ大統領が就任した際、クリントン政権の職員らがブッシュ氏のミドルネームの頭文字であるWにちなみ、ホワイトハウスにある全てのパソコンのキーボードからWのキーを取り除くなどの悪質な嫌がらせを行ったことが知られている。  これを問題視したブッシュ氏は、後任のオバマ大統領への政権移行手続きの際に手厚い引き継ぎを行い、オバマ氏が感謝と称賛の言葉を残している。

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(2020/11/05)