脳梗塞リハビリにアシストスーツ ワイズ、サイバーダインと提携(産経新聞)

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 脳梗塞リハビリのワイズ(東京都港区)は5日、筑波大学発ロボットベンチャーのサイバーダイン(茨城県つくば市)と業務提携し、同社のアシストスーツ(装着型ロボット)「HAL(ハル)」を使った脳梗塞後遺症の人向けリハビリプログラムを今月中にも始めると発表した。  HALの自立支援用単関節タイプを使って、肘や膝、足首の曲げ伸ばしの練習を行う。また腰タイプでは立ち上がりや腰を下ろしたりなどの体幹機能の維持や改善を促す。いずれも症状やリハビリに必要な期間などを聞き取ったうえで、理学療法士などが必要なリハビリのプログラムを作る。  当面は赤坂(東京都港区)など全国6店舗で実施するが、徐々にHALの導入店舗を増やしていく。HALを使ったリハビリメニューは1回あたり50分の全10回で、料金は10万円(消費税別)。既存の60日間改善リハビリコースに組み込む場合は35万5千円(同)。初回の無料体験の機会も用意した。  茨城県つくば市で会見したサイバーダインの山海嘉之社長は「医療機関以外でもHALによるリハビリの機会を広げたい」と語った。またワイズの早見泰弘会長兼最高経営責任者(CEO)も「脳疾患の後遺症患者のQOL(生活の質)の改善への可能性を大きく広げるものだ」と期待感を示した。  サイバーダインは平成16年に設立。同社のアシストスーツは建設現場や物流施設、介護施設などで広く使われている。またドイツや米国では医療機器としての承認を受けている。独自でHALを使ったリハビリ施設「ロボケアセンター」で展開。オンラインによるリハビリプログラムも開発している。  ワイズは平成26年に設立。保険適用外のリハビリ施設「脳梗塞リハビリセンター」を関東や九州を中心に全国20カ所で展開している。平成30年にエムスリーの傘下に入った。

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(2020/11/05)