福岡市の3歳~中学生…通院費月500円に(RKB毎日放送)
【リンク先抜粋】
福岡市は子供の通院費について3歳から中学生までの自己負担分の上限を来年7月から月額500円に引き下げると発表しました。
●福岡市・高島宗一郎市長
「3歳から中学生までの自己負担の上限を『ふくおか安心ワンコイン』ということで500円に統一したいと思います」
通院費の自己負担分について福岡市では現在、3歳未満は無料ですが、3歳以上から就学前までは月の上限額が1医療機関あたり600円、小学生は1200円、中学生は全額負担となっています。
これについて高島市長はきょう、来年7月から助成を中学生まで拡充し、3歳から中学生までの自己負担分の上限を一律500円にすると発表しました。
市の負担は、およそ13億円増える見込みです。
一方、北九州市の北橋市長も5日、通院費の助成対象を来年度中に中学生まで拡大する方針を明らかにしています。
●坂田アナ
子供の通院費の自己負担がどう変わるのか、改めて確認です。
福岡市では現在、3歳未満は無料ですが、3歳以上になると1医療機関あたりの月額の上限は就学前までは600円、小学生は1200円そして中学生については助成はありません。
しかし、来年7月以降は3歳から中学生まで一律500円になるということなんです。
中学生が新たに助成の対象となり、また3歳から小学生までは自己負担額が引き下げられることになります。
高島市長は、都市の成長に伴う果実=税収が増えた分を子育て支援に生かすということに加え、新型コロナによる家庭の経済状況の悪化で受診を控えるといったことがないようにと話しています。
一方、福岡県全体を見てみますと、中学生の通院費を助成しているのは県内60市町村のうち久留米市や大牟田市など32市町村となっています。
ただ、現在助成していない全ての自治体が、来年度末までに助成を中学生まで拡充する方向で準備しているということです。